ことり銀河

天文と子育てを楽しむブログ

小惑星「リュウグウ」のスイーツ

はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着してからおよそ2週間。

暑さに負けてふらっと入ったローソンで、小惑星の「リュウグウ」をイメージしたスイーツを見かけて、思わず買ってしまいました。

バタフライピーチティーのぷるるん水ゼリー(レモン)

f:id:Mikazukimame:20180710170812j:plain

お店で見たときにはPOPがついていましたが、商品そのものは美味しそうな夏スイーツですね。

 

開けてみると宇宙模様に出会えます。

ゼリーの中の金粉がキラキラしているのと、光が透ける効果できれいです。

f:id:Mikazukimame:20180710170815j:plain

 

本体は淡い紫色でした。

爽やかな甘さに、所々レモンが効いていて美味しいです。

寒天が入っているのですが、もちっとした食感も楽しめる新感覚スイーツでした。

f:id:Mikazukimame:20180710170817j:plain

ごちそうさまでした。

 

www.lawson.co.jp

2018年7月の天文現象メモ

 

新月

 7月13日

 

月と金星が接近

 7月16日 夕方~宵

 西の空に細い月と金星が接近して見える。

 

月と木星が接近

 7月21日 夕方~宵

 南から西の空に月と木星が接近して見える。

 

月と土星が接近

 7月25日 夕方~翌日未明

 月と土星が接近して見える。

 

皆既月食・満月

 7月28日 未明~明け方

 月が欠け始めるのが3時24分

 日本のほとんどの地域では月が完全に欠けた後ですぐに月が沈んでしまう。

 なお、この日は月の近くに火星も見える。

 

火星が地球と最接近

 7月31日

 火星が地球から約5800kmの距離まで接近

 ※すみません。約5800kmになっていました。近すぎ。

 楕円軌道のため、火星は2年2か月ごとに地球へ接近するが、6000万km以下まで近づくのは15年ぶり。

 マイナス2.8等級で明るく赤く輝く。

 

小惑星リュウグウを目指して2014年12月3日に打ち上げられたはやぶさ2が、2018年6月27日にリュウグウへ到着しました。

予定通りなら、リュウグウからサンプルを採取し、2020年末に地球へ帰還することになります。

www.hayabusa2.jaxa.jp


歯みがきトレーニング

通っている歯医者さんから、出産祝いということで、子ども用の歯ブラシをいただきました。

それがこちら。

f:id:Mikazukimame:20180620190105j:plain

まだ息子の歯は生えていないのですが、歯みがきが必要になったときに初めて歯ブラシを口に入れると異物だと思って出してしまうことが多いそうで、早めに口にくわえる練習をした方がいいと教えてもらいました。

 

最近はミルクの後にほぼ毎回、この歯ブラシをくわえる練習をしています。

持ち手が大きいので、奥まで入りすぎず安心です。

息子はおしゃぶり好きなので、歯ブラシにもそこまで抵抗はなかったようです。

今ではニコニコと自分から口に入れています。

 

しかし衝撃の事実が発覚しました。

この歯ブラシ、ずっと色と形から『クマ』だと思っていて、「クマさんするよー」と言っていたのですが、よく見ると右下に『WANKO』の文字。

ワンコ…犬!?

息子ごめん、ワンちゃんだった…。

 

Ciベビー歯ブラシ1本 4柄 ※柄は当店お任せとなります。

Ciベビー歯ブラシ1本 4柄 ※柄は当店お任せとなります。

 

 

『幼児安全法支援員養成講習』に参加して

子どもが生まれてから、病気になったらどうしよう、ケガをしたらどうしようという漠然とした不安を抱えていました。

今はネットで何でも調べられるけれど、一分一秒を争う事態になったら…。

そこで子どもの応急手当などを学べる講習を探して行ってきました。

参加したのは赤十字の『幼児安全法支援員養成講習』。

 

講習に参加したい 幼児安全法支援員養成講習|日本赤十字社 東京都支部

 

まる2日間、学科と実技を交えながら、以下の内容を学びます。

(1) 子どもの成長と発達 
(2) 起こりやすい事故の予防と手当(子どもの心肺蘇生法と応急手当) 
(3) こどもの病気と看病の仕方

 

2日目には学科試験と実技試験があり、合格すると認定証が発行される本格的な講習です。

テキストはこちらでした。

f:id:Mikazukimame:20180610215313j:plain

私が受講した回の参加者は20名ほどで、幼稚園・保育園の先生や、主婦の方が多く参加していました。

女性が多く、男女比率は1:3といった感じ。

 

講師は、保育士さんや看護師さんなど、普段は子どもに接する仕事をされている方々。

学科で災害時の対応について学ぶ単元があるのですが、皆さん震災での救護体験をお持ちだったので、リアルな話を聞くことができました。

 

実技では、ペアでハンカチやストッキングを包帯代わり使う練習、4人のグループで心肺蘇生やAEDの使用といった一時救命処置の練習などを行いました。

試験が控えているため、実際に何か起きたときも思い出せそうなくらい繰り返し練習。

人形を使った模擬的な練習でも、すごく自信につながりました。

内容も幅広く、受講してよかったです。

 

時間がとれない場合や、子どもと一緒に参加したい場合は、ワンポイント講習も開催されています。

講習に参加したい 幼児ワンポイント講習|日本赤十字社 東京都支部

 

何もないのが一番ですが、何かあったときに学んだことが生かせるといいなと思いました。

 

2018年6月の天文現象メモ

月と火星が接近

 6月3日 深夜~明け方

 南東から南の空に月と火星が接近して見える。

 

新月

 6月14日

 

月と金星が接近

 6月16日 夕方~宵

 西の空に細い月と金星が接近して見える。

 

土星が衝

 6月27日 一晩中

 南の空に見える土星が観察の好機。明るさは0.1等級。

 

満月

 6月28日

 

梅雨を迎えるため、星空観察はお天気次第。

 

プラネタリウムが光る小説

 星の見えない街でも、昼でも、雨でも、美しい星空を映しだしてくれるプラネタリウム

心地よい暗さの中で、寝てしまうこともよくあります。

プラネタリウムは星を投影する機械のことなので、ドーム状の建物だったり、家庭用の小さいものだったり、楽しみ方は大小さまざま。

今回はそんなプラネタリウムが登場する小説を集めました。

 

星降プラネタリウム
星降プラネタリウム (角川文庫)

星降プラネタリウム (角川文庫)

 

架空のプラネタリウム施設『コズミックホール渋谷』で解説員として働くことになった青年の物語です。

青年は「星降村」と改名された離島の出身。

故郷の名前が変わってしまったことに複雑な思いを抱いており、プラネタリウムへの配属も望んだものではありませんでした。

青年はそのプラネタリウムで、魔女と呼ばれる先輩解説員の弟子として、星に向き合うことになります。

全編を通して星を楽しむことができる、とても爽やかなお仕事小説です。

 

三軒茶屋星座館
三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン (講談社文庫)

三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン (講談社文庫)

 

三軒茶屋の裏路地にあるプラネタリウムバーを舞台としたシリーズ作品です。

店主の和真が語る星座解説は型破りでコミカル。

神話を知っていても知らなくても、思わず笑ってしまうと思います。

ある日店にやってきたのは、和真の弟と娘だという月子。

和真は月子のもう一人の父として、月子と暮らすことになります。

この不思議な3人の親子とバーに集う仲間たちが、神話のような悲しさもはらんで織りなす絆の物語です。

 

流れ星が消えないうちに
流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

 

高校の文化祭で、手作りのプラネタリウムをきっかけに恋人同士となった加地君と奈緒子。

けれど突然の事故により、異国の地で加地君は亡くなってしまいます。

悲しみの中で奈緒子に寄り添ったのは、文化祭で流星発生装置作りを手伝い、加地君と奈緒子の仲を取り持った巧。

二人はそれぞれに加地君の思い出を抱えながら心を重ねます。

流れ星がとても印象的な、喪失と再生の物語です。

 

宇宙や月や星が登場する絵本

もともと書店巡りが好きでしたが、子どもが生まれてからは絵本コーナーに吸い込まれることが多くなりました。

といっても、買うのは月に1冊まで…

書店で内容を確認しては、気になったタイトルをメモしています。

親の趣味で絵本を買えるのも今のうち!ということで、宇宙や星が登場する絵本で、買った本・買おうと思っている本を紹介します。

 

ファンタジー系

パパ、お月さまとって!
パパ、お月さまとって!

パパ、お月さまとって!

 

はらぺこあおむし』で有名なエリックカール氏の絵本です。

月と遊びたいモニカという女の子のために、お父さんが月をとってくるお話。

はしごのページが長く開いたり、月のページが大きく広がったりと、楽しい仕掛けがたくさんあります。

女の子のいる家庭にオススメの一冊です。

 

みつけたよ、ぼくだけのほし
みつけたよ、ぼくだけのほし (にいるぶっくす)

みつけたよ、ぼくだけのほし (にいるぶっくす)

 

星と遊びたい男の子が、星をさがしに行くお話です。

話の構造は『パパ、お月とって!』と少し似ていますが、こちらは男の子が試行錯誤して星をとろうと頑張ります。

タイトルの通り、心温まるラストになっています。

男の子のいる家庭にオススメの一冊です。

 

わたし、お月さま
わたし、お月さま

わたし、お月さま

 

むかし自分を訪ねて来て一緒にドーナツを食べた宇宙飛行士さんを探すお月さまのお話です。

上2冊の絵本と比べると文字が多く、少し大きい子向けかもしれません。

刀根里衣さんの深みのある美しい絵が心に残る絵本です。

 

リアル系

ほしにむすばれて
ほしにむすばれて (えほんのもり)

ほしにむすばれて (えほんのもり)

 

詩で有名な谷川俊太郎さんの絵本。

星空が大好きだったおじいちゃんのことを「僕」が語ります。

おじいちゃんからお母さん、そして「僕」へと受け継がれる夜空への想いと、忠実に描かれた星空や天体が素晴らしいです。

時間的な広がりと距離的な広がりを感じる、とても「宇宙」な絵本だと思います。

 

うちゅうはきみのすぐそばに
うちゅうはきみのすぐそばに (福音館の科学シリーズ)

うちゅうはきみのすぐそばに (福音館の科学シリーズ)

 

地面からスタートして、町並み、空とどんどん上昇し、宇宙にたどり着きます。

表紙は実際の観測などに使われるバルーンですね。

とてもリアリティのある描写で、宇宙は意外にすぐそばにあるということを感じさせてくれます。