ことり銀河

天文と子育てを楽しむブログ

宇宙や月や星が登場する絵本

もともと書店巡りが好きでしたが、子どもが生まれてからは絵本コーナーに吸い込まれることが多くなりました。

といっても、買うのは月に1冊まで…

書店で内容を確認しては、気になったタイトルをメモしています。

親の趣味で絵本を買えるのも今のうち!ということで、宇宙や星が登場する絵本で、買った本・買おうと思っている本を紹介します。

 

ファンタジー系

パパ、お月さまとって!
パパ、お月さまとって!

パパ、お月さまとって!

 

はらぺこあおむし』で有名なエリックカール氏の絵本です。

月と遊びたいモニカという女の子のために、お父さんが月をとってくるお話。

はしごのページが長く開いたり、月のページが大きく広がったりと、楽しい仕掛けがたくさんあります。

女の子のいる家庭にオススメの一冊です。

 

みつけたよ、ぼくだけのほし
みつけたよ、ぼくだけのほし (にいるぶっくす)

みつけたよ、ぼくだけのほし (にいるぶっくす)

 

星と遊びたい男の子が、星をさがしに行くお話です。

話の構造は『パパ、お月とって!』と少し似ていますが、こちらは男の子が試行錯誤して星をとろうと頑張ります。

タイトルの通り、心温まるラストになっています。

男の子のいる家庭にオススメの一冊です。

 

わたし、お月さま
わたし、お月さま

わたし、お月さま

 

むかし自分を訪ねて来て一緒にドーナツを食べた宇宙飛行士さんを探すお月さまのお話です。

上2冊の絵本と比べると文字が多く、少し大きい子向けかもしれません。

刀根里衣さんの深みのある美しい絵が心に残る絵本です。

 

リアル系

ほしにむすばれて
ほしにむすばれて (えほんのもり)

ほしにむすばれて (えほんのもり)

 

詩で有名な谷川俊太郎さんの絵本。

星空が大好きだったおじいちゃんのことを「僕」が語ります。

おじいちゃんからお母さん、そして「僕」へと受け継がれる夜空への想いと、忠実に描かれた星空や天体が素晴らしいです。

時間的な広がりと距離的な広がりを感じる、とても「宇宙」な絵本だと思います。

 

うちゅうはきみのすぐそばに
うちゅうはきみのすぐそばに (福音館の科学シリーズ)

うちゅうはきみのすぐそばに (福音館の科学シリーズ)

 

地面からスタートして、町並み、空とどんどん上昇し、宇宙にたどり着きます。

表紙は実際の観測などに使われるバルーンですね。

とてもリアリティのある描写で、宇宙は意外にすぐそばにあるということを感じさせてくれます。