近年は世界遺産検定や日本酒検定など、趣味に関するさまざまな検定試験が行われています。
今回は、天文・宇宙・星に関する検定を紹介します。
天文宇宙検定
2011年から年1回ずつ開催されていて、2017年に第7回が開催されました。
実施エリアは札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡・沖縄と大規模です。
【検定級・対象者】
・1級(天文宇宙博士)
理工系大学で学ぶ程度の天文学知識+天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方
・2級(銀河博士)
高校生が学ぶ程度の天文学知識+天文学の歴史や時事問題等を学びたい方
・3級(星空博士)
中学生で学ぶ程度の天文学知識+星座や暦などの教養を身につけたい方
・4級(星博士ジュニア)
小学生が学ぶ程度の天文学知識を問う問題+天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方
天文学の基本を学ぶのにぴったりの検定だと思います。
私は4・3・2級を取得して、昨年1級で惨敗しました。
試験会場が大学、かつマークシートだったこともあり、趣味の試験というよりは学校のテストのようでした。
上の級では難しい数式も出てきますが、そんな時は心の中でサイコロを振ります。
テキストや問題集も充実していて勉強しやすいです。(リンク先は2級のもの)
天文宇宙検定公式問題集 2級 銀河博士〈2016~2017年版〉
- 作者: 天文宇宙検定委員会
- 出版社/メーカー: 恒星社厚生閣
- 発売日: 2016/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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問題集はアプリにもなっているようです。
星空宇宙天文検定(星検)
星や銀河、星座、暦、宇宙開発などに関する知識を問われる記述型の試験です。
2011年から年2回ずつ開催されていて、2018年3月に第14回が開催されます。
第14回の申し込みは2/18(日)までなので、受けたい方はお早めに…!
試験会場は東京(三鷹)のみで、比較的小規模な検定です。
→すみません。第14回から東京と大阪の2カ所で開催されています。
【検定級・対象者】
・1級…星空エキスパートの目標レベル(深い理解のもとに解説や指導ができる方)
・2級…星空エキスパートの必要レベル(深い知識を持ち、基本内容は解説もできる方)
・3級…星空愛好者の目標レベル(基本内容を理解し、応用のきく方)
・4級…星空愛好者の必要レベル(一通りの基本知識をお持ち方)
・5級…星空初心者のスタートレベル(最近学び始めた方)
星座や銀河の名前を問う問題、神話に関する問題が多い印象です。
プラネタリウムが好きな方はこちらを受けるといいと思います。
私は星座の名前と位置を覚えるために、こちらのゲームを利用しました。
記述式ですが、同級の天文宇宙検定と比べて知識でカバーしやすく、易しい印象。
ただ私はこちらも4・3・2級を取得して、1級で惨敗中です。
テキストはありませんが、問題集が出ています。
どちらの検定もHPにサンプル問題があるので、気になった方はぜひ腕試しをしてみてください。